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こんなスライドはやめろ!プレゼン資料のアンチパターン

大学の講義や技術イベント、社内の説明会など、プレゼンテーションを聴講する機会はなにかと多いものです。
ところが、なかには見るに耐えないようなスライドを使用している人がいます。
そんなスライドを衆目に晒さないためにも、プレゼン資料のアンチパターンとその解決策を示します。

文字サイズが小さい

文字サイズが小さいスライドは、とても読みづらいです。
発表時に使用する画面に映したときにも読めるサイズに設定しましょう。
家のテレビにスライドを映してみて、普段のテレビ番組で見るテロップと比べて見づらくないか確認するのもありだと思います。

中途半端な位置で改行

長い文章を考えなしに
そのまま書き連ねると、
単語の途中などの
中途半端な位置で改行
されてしまい、
とても読みづらくなり
ます。
閲覧環境によって表示できる文字数が変わるメールやウェブページとは違い、スライドの表示サイズはあらかじめ決まっているので、読みやすくなるように調整しましょう。

彩度の強い色を使う

色の三原色をはじめとする
『彩度の強い色』は目立ちますが、
目に優しくないしダサいです(主観)。
ウェブページにおいてもそうですが、Material Designで定義されている色を使うとそれっぽくなるのでオススメです。

色のコントラストが弱い

薄い背景に薄い文字を
重ねたり、濃い背景に濃い文字を重ねたりすると色のコントラストが弱くなり、とても見づらいです。
特にプロジェクターを使う場合、そこまではっきりと色が映らないことが多いため、コントラストは強めにしておきましょう。

画像の解像度が低い

どこかから持ってきたのか、スライド中の画像の解像度が低いことがあります。
特に大きな画面に映した場合に見るに耐えない有様になってしまうので、なるべく解像度の高い画像を使用しましょう。

ご清聴スライドを載せる

最後に「ご静聴ありがとうございました」とだけ書いたスライドを表示して終わる人がいますが、そんなものは口で言えば充分です。
まとめスライドを表示しておいて、聴講者が振り返ったり、質問をしやすいようにしておきましょう。

おわりに

そこまで手の込んだものではなくても、些細なことに気を配るだけで、見やすい資料はつくれるものです。
見づらい資料を使っていると、内容の良し悪し以前に発表自体をまともに聞いてもらえないかもしれません。
見やすい資料をつくることは、受け手に対するある種の礼儀ではないでしょうか。

スライド

こんなスライドはやめろ!プレゼン資料のアンチパターン by Munieru

参考リンク